Meet the Suppliers Vol. 1
ヨーロッパからシーズン最新モノを中心にWEARBANKに出品しているこちらのスタートアップ企業の創業者の2人に、どういった人たちが、どうやって日本の皆さまをはじめ世界中のお客様たちにファッションアイテムを届けているのかに関して、日本のお客様に直接お話をお伝えしたくインタビューを行いました。
WEARBANK: どういう会社で、どういう特徴があるのか教えていただけますか?
― 独自に培った200以上のブランドディストリビューター・百貨店・セレクトショップ等からの仕入れから販売管理を、独自のIT技術でクイックかつ低コストで行うことで、トレンドを押さえた商品ラインナップとベストプライスを実現する少数精鋭のB2Bスタートアップ企業です。
WEARBANK: なぜこういった事業を行おうとしたのでしょうか?
― 私たち創業者同士は、元々知り合いの繋がりがありましたが、ふとした偶然で、これまでのキャリアの中でやってきたことを活かして、こういうことができるんじゃないかって2人で話す機会がありました。その時は、2人とも自分らが行っている仕事に専念していたので、その時は話だけで終わりました(笑)。しかし、その後も連絡を取り合い、そこで話した事業プランについて議論を重ねる中で、これまでやれなかったことをやれるチャンスだと2人とも確信に至り、創業することを決意しました。よくあるスタートアップあるあるの話ですが、自分たちもこの例に見事に当てはまっちゃったね(笑)。現在、創業3年とまだ若いスタートアップ企業ですが、アパレル業界での長年の経験者と、インターネット業界や欧米IT企業での経験者の創業者の2人がタッグを組むことで、WEARBANKを始めとする世界中の事業プレイヤーたちと、これまでにない方法で世界中のお客様に欲しい!と思えるアイテムを可能な限りお求めやすいようにお届けし、ファッションで世の中の気分をより一層より良いものにすべく、日々努力しています。ちなみにですが、ここはカットせずに入れて欲しいのですが(笑)、WEARBANKとは信頼できる方々を通じて知り合い、この目的が合致していたので、すんなりと一緒に仕事をすることができるようになりました。
WEARBANK: そう言って頂けて光栄です。ありがとうございます。ありきたりな質問となりますが、どういったサプライヤーから、どういったブランドをお取り扱いしているのか、お聞かせいただけますか?
― イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、ベルギー、ルクセンブルグ、スイス等のヨーロッパで展開するディストリビューター・百貨店・セレクトショップ等と長年取引を行なっています。一見華やかにみえるアパレル業界ですが、実際私たちがやっていることは非常に泥臭く、一つひとつしっかりとお打ち合わせをさせていただいて仕入れさせて頂いてます。取引先は、まだまだ世界中の皆さまにお届けしたいところがたくさんありますので、日々増やしていっているところです。
― また、ブランドに関しては、GUCCI ( グッチ )、Saint Laurent ( サン・ローラン)、Fendi ( フェンディ )、Prada ( プラダ )、Balenciaga ( バレンシアガ )、CELINE ( セリーヌ )、Alexander McQueen ( アレキサンダー・マックイーン )、Moncler ( モンクレール )、Burberry ( バーバリー )、Jimmy Choo ( ジミー・チュウ )、Dior ( ディオール )、Maison Margiela ( メゾン・マルジェラ )、Raf Simons ( ラフ・シモンズ )、Tatras ( タトラス )などを取り扱っています。もちろん、取扱ブランドについては、WEARBANKのサイトをチェックいただければ、私たちの取扱いブランドをご覧いただくことはできると思いますので、ぜひそちらをご参照いただけますと幸いです。
WEARBANK: ありがとうございます。私たちもサイト運営を行う上で、常にあなたのアイテムをチェックしているのですが、ちょうど良い機会なので1つ聞かせてください。さきほどお伝えいただいた著名ブランドなどもそうですが、例えばイタリアのBARBA ( バルバ )のようなブランドの取扱も行っていると思いますが、これらのセレクションはどのように行っているのか、お聞かせいただけますでしょうか?
― 良い質問だね(笑)。セレクションは、ヨーロッパのトレンドとデータ重視のセレクションを主に行なっているが、世界的に展開するブランド以外にも、その他、私たち創業者もそうだけど、専任のサプライヤー担当者たち自身がこれだ!と情熱を持って伝えたいと思うような、世界的な名品を世界中の人たちに体感していただきたいと思っているので、そういったアイテムも数多く取り扱うなど、人気のアイテムと自分たちがオススメしたいアイテムのバランスを持ってセレクションに取り組んでいます。まあ、センスかデータかのどちらかが多い中で、データ重視にもなりすぎず、センス重視にもなりすぎず、お客様に喜んで頂けるようなセレクションにしている、ということが言いたかったことかな。
WEARBANK: ありがとうございます。お客様にとって重要なブランド品を取り扱う上で切っても切り離せない真贋に関してですが、WEARBANKのRFIDタグと連携して取り組んでいる防止策について、皆さまの声でお客様にご説明いただけますでしょうか?
― もちろん。まず第一に、取引先の吟味がまず重要です。いくら契約で本物の正規品のみを取り扱うこと、そしてそこに保証を行うことというのを付けるは簡単ですが、そもそも偽物というのはあってはならないものなので、後でどうにかすればいいという問題ではなく、そもそも起こらない仕組みにするということが重要だと考えています。仕入れ後も、1点1点厳密に品質チェックを行い、取引先から出た後は偽造防止用のトレーサビリティラベルを付けています。ここは、WEARBANKも同じで、WEARBANKでご購入いただいたお客様たちには、WEARBANKの偽造防止用のRFIDタグが付いているので、アイテムがお客様のお手元へ届くまでをしっかりしています。美術品を取り扱うのと同じ扱いで、私たちにとっては、取り扱っているアイテムは商品ではなく、ブランド品という美術品であると考えているので、美術品でも重要視される履歴をしっかりとするようにしています。それに、この方法を取っているので、お客様が仮に、これ本物なの?正規品なの?とご質問やお問い合わせがあったとしても、私たちとWEARBANKのタグと、購入履歴による購買チェーンを完結させることが可能となっていますので、安心してお買い物いただけます。
WEARBANK: ご説明ありがとうございます。私たちも皆さまと同様、3年前のWEARBANK事業開始から、サポートの方でもこういった問い合わせがあると、このご説明を差し上げています。サポートでいうと、通常ヨーロッパ時間に合わせると、お時間かかることが多いと思いますが、我々経由で問い合わせしても、大半がかなりのスピード感を持って回答いただけてますが、このサポート体制についてもご説明いただけますか?
― 日本のWEARBANK以外にも、アメリカ、カナダ、シンガポール、韓国、オーストラリア、香港、中国など幅広いディストリビューターから小売店まで取引を行っているので、すべてのタイムゾーンに合わせた人員配置を行うことはまだ難しいですが、可能な限りオンタイムでご返答できる体制を、ここイタリアで行うことができるようにしています。そういえば、最初の頃、WEARBANKからこんな時間に仕事してるの?とか質問もきてましたよね(笑)。また、特にWEARBANK、日本のお客様からの問い合わせが一番多いんだけど、あらゆる問い合わせに関して回答できるようにしています。お客様の参考のためのサイズフィットガイドの情報をご提供したり、素材は何が使われているのか等を、これだけの量を取り扱っていると、オンタイムでお客様に提供できなくなるので、そういった情報が入ってないまま出ていることが多いブランド品をできる限り安心いただいてご検討いただけるようにしています。この場を借りて、サイズに関しては、WEARBANKと協力して可能な限り詳細を皆さまにお出ししたいと考えてはいるのですが、ここヨーロッパの取引先自体から、細かい寸法とかの話になるとなかなか返ってこない場合もあるが、サイズフィットガイドならすぐに返答があるということも多いため、現在こういった回答になる場合もございますこと大変申し訳ないです。ここは、WEARBANKと共に今後改善していきたいと考えています。
WEARBANK: お時間となってしまいましたので、これで一旦終了したいと思いますが、最後に日本のお客様へ一言メッセージをいただけますでしょうか?
― こういったブランド品の取扱というのは、日本のみならず、世界中どこの国においても、私たちが行っているような対策と共に、その対策を常に遵守し、改善し続ける中で生まれる信頼関係というものが重要だと考えています。WEARBANKの皆さまもこの信頼関係をお客様の皆さまと築き上げていくことを重要視していますし、それは私たちも同じです。一気に獲得できるものでもないと考えていますので、皆さまとの信頼関係を少しづつ着実に積み上げていけるよう、チーム一同努力していきたいと思います。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。